刀匠 佐藤利美さんの話を聞きました
3月15日(金)に東京都公立中学校退職教頭・副校長会主催で、中野区教育センター分室での研修会に参加しました。
「息を吹き返す、伝統の刀」~甦る、強度の刀~と題して、刀匠、佐藤利美さんの話でした。
佐藤利美さんは教材具販売会社を営む傍ら、刀匠として活動、2019年4月、164年ぶりに高尾山薬王院へ下原刀を奉納しました。
八王子市下恩方町に鍛錬所を構えています。
刀の材料は玉鋼といって、砂鉄から作られます。砂鉄は花崗岩からできるので、日本の川にはどこでも砂鉄があるそうです。一関など、特に多いところが刀の産地になっています。
日本刀の作り方などを話していただきました。知らないことも多く大変勉強になりました。
しっかりした日本刀では一斗缶を切ることができ、かつ刃こぼれもしないそうです。
実際に、紙を切ってみましたが、スパッと切れたのには驚きました。