文部科学省初等中等教育局教育企画課長常盤木 祐一 氏の講演を聞きました

6月22日(土)に四谷の主婦会館プラザエフにて、公益社団法人日本教育会の総会がありました。その研修会で、文部科学省初等中等教育局教育企画課長常盤木 祐一 氏の講演を聞きました。その内容は、中央教育審議会初等中等教育分科会、質の高い教師の確保特別部会が、5月13日に出した、「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(審議のまとめ)についてでした。
①まず、学校における働き方改革を一層進めるということです。業務の適正化や授業時数の見直し。勤務間インターバルの推進、スクールロイヤーの活用などです。②次に、教職員定数の改善です。小学校中学年の教科担任制の推進、不登校やいじめ等に対応する生徒指導担当教師の配置充実、支援スタッフのさらなる配置充実などです。③これらを実現した上で、専門職にふさわしい処遇を実現するということで、教職調整額の率を10%以上にするという内容でした。
各学校は教員不足で苦労しているのですが、早く解決して欲しいと思います。